シンデレラ

私も舞踏会に行きたい。 王子様に見初められるのは当たり前のこと。 ガラスのクツを片方落としておけば、彼は絶対に私を探しに来る。 だって私は、物語の主人公だから。 だって私は、かわいいシンデレラだから。 起立、礼！ 着席。 みんな、お疲れ様。 しおや整骨学校、恋のロッケンローラー。故に校長の塩谷だ。 今日な。 心屋仁之助先生著書　ゲスな女が、愛される を読んだ。とてもおもしろかった。 今日はみんなにおもしろかった内容を伝えるべく、愛のレッスンをしていく。 みんな、そんなスマホばかり見ていないでしっかり授業を受けるように。 それでは始めていこう。 女性は誰でも、いくつになってもお姫様。 そして誰でも本当は、ゲスい。 わがままで自分勝手で、人に嫌われても構わない。と思っている人こそ、ホンモノのお姫様だと。 そう心屋先生は言うのだ。 バーベキューでは、何もしない女がモテる。 してもらうばっかりの女性を、引き算の女。と呼ぶ。 言い換えれば、受取り上手な女性のことである。 褒められたときに、謙虚ぶるより 嬉しい、ありがとうございます！と喜ばれた方がもっと褒めたくなる。 引き算の女は、何もしない。何もしないから、受け取ることができるというのだ。 実におもしろい。おもしろいです。はい。 逆に彼にふさわしい女になろうとして、彼にあれこれやってあげたり、趣味を合わせたり尽くす女。 これを、足し算の女だというのだ。 どんどん足し算をして、結局うまくいかない。 こんな私だから。あれもこれもして。 引き算の女みたいに男に追わせればいいのに、それができずに追ってばかりになってしまう。 男はだいたい逃げるよね、怖いもん。と書いてあったのだ。 このへんおもしろかったですはい。 つまり、私だから愛される。という考えがモテだよね。ということなのだ。 私なんて、、と考える人は、足りないと思っているから足してしまいがち。 私はこのままでじゅうぶん、と考える人は何も足さない。だから受け取れる。 校長このように理解している。 すでに私は持っている。 もう愛されているから、頑張る必要がない。 この思考に、実際かわいいかどうかは関係ない。というのだ。 私ってかわいい。と自分で決めればいいのだ。 ありのまま、そのまんまが、自信があるという状態なのだ。と心屋先生は言っている。 あとは、人に優しくするのをやめる。 人に迷惑をかけてみる。 など、様々書いてあった。とてもおもしろかった。 ざっと今日はこんなところだ。あとは、読んでみてくれ。 愛されようとすることをやめて、どうでもいい人になる。ありのままの君でいいみたいだ。 どうせあなたは、愛されている。 ではまた！ 起立、礼！ 押忍！