空手仁誠會代表の丸尾先生のご自宅にある、砂袋です。
これを叩いたり、すねで蹴ったりしながら、拳やすねの鍛錬をします。
週に二、三回ほどですが、叩き始めてから一年が経ちましたので、今日はこの砂袋のお話しをしていこうと思います。
砂袋は、硬く、いつも静かです。叩くと、少しだけ揺れます。
拳の場合、人差し指側で叩きます。
おかげさまで、拳が締まって硬くなってきました。
技はまだまだこれからですから、拳だけでも鍛錬すると、だんだん自信がついてきます。
しかしまだまだ、叩くと手や足が痛くなってしまいますから、継続していこうと思うのです。
砂袋で一番硬い場所は、底の部分です。砂が詰まって、ぎっしりしている感じです。
上の方はまだ柔らかく、叩きやすいのです。
砂袋は、とても強固です。
真の強さとは、土台が低い位置にあり、静かで、大きく動かない、ということなのかもしれません。
丸尾先生が砂袋叩きを勧めてくれたのには、そういった意味が込められていそうですね。
丸尾先生も、老子の哲学のような、自然の流れに身を任せて、水が低い場所へ流れていくように柔軟に、
土台は低くすることで人が集まるような、そして柔らかいのにとても強い、
そんな印象があるのです。
自分も先生と同じように、自然の摂理に従い、水のように生きていきたいなと思いました。
姿勢は低く、水が最後にたどり着く、どんどん仲間が集まってくる海のような人になりたいですね。
強い土台は低い位置にある、それが砂袋ですね、きっと。
いつもありがとうございます!
押忍!
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